アドレナリンではなくオキシトシンで走るべし-パラトライアスロン加西大会

大会レポート
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本日は、今シーズン最後のレース、パラトライアスロン加西大会の日でした。

結果は、ランを1周してDNF、リタイアでした。

脚の状態故に(詳細は下記の記事にて)予定ではランを走らずにリタイアするつもりでしたが、周りの雰囲気が楽しそうで。歩いてでも交わりたいなと思って、1周だけ歩いた形になりました。

朝はゆったりして会場へGo!

朝は3時に起きて、ホテルの部屋のお風呂に湯を張って身体をほぐして。珈琲飲みながら本を読んでゆったりして。

そして、6時30分に出発。会場に7時着。近い!!

スタート前の準備、焦らないことが大切

さっそくトランジションの準備をする。

この時にいっつも、クラッチ(杖)を持っていくのを忘れるなぁと。なんか、忘れなくなる仕組みが必要やな。

毎回ホテルに持って上がるようにするか。ずっと車に置きっぱなしで忘れてる気がする。次からそうしよー。

今回は装具なしやから、トランジションの準備がものすっごい簡単でシンプルやった。いっつも頭こんがらがるけど、スムーズにできた。最高!

で、今回は一般のエイジの選手がパラの50分前にスタートする関係で、試泳の時間がかなり早くて。ずっとウェット着ぱなっしもしんどいので、今回は試泳スキップ。

けど結局、パラ選手はフローティングスタートで一斉スタート、10分前には水に入れたから、軽くウォーミングアップできた。よかった。

肩も両腕ともいい感じに動く。

昨日は両腕スイムできるか心配やったけれども。大丈夫やな。

結局は不安になってるだけで。身体は勝手に動くんやから、必要なのはは泳ぐときに両腕使うって決めるだけ。その決意だけで良かったんやなと気付いた。

スイムスタート!

そして9時30分。

今年最後のレースがスタートしました。

加西大会のスイムは溜池で泳ぐんやけど、波もないし流れもないし、めっっちゃ泳ぎやすかった。

今回はタイム目指すことを目的にしてなかったからか、ほとんど力みなく(力感を感じても都度緩めて)、すんごく気持ちよく泳げて嬉しかった。

あの気持ちよさのまま、もう1周(750m)したかったくらい。

最高でした。

バイクパート

脚や靴が上手いこと調整できてないままでのバイクやから、今回は飛ばさずにゆるゆると力みなく走る練習をするつもりやった。

そう、つもりやった。

バイクレースが始まるまでは。

バイクにまたがると、やっぱり楽しくなってしまって。追い風の影響もあって、すぐに初速36km/hで走りだしてしまう。やりすぎ。

で、まあ、マズイなと思い直して、ゆるゆると漕いでたら、5km地点でパラリンピック選手の円尾さんから声かけられて。またスイッチ入ってしまい。やりすぎてしまう。

そいでまた、ゆったり走ってたら7km地点くらいで穴田さん登場。

穴田さんとは、いつもブレイブの練習で一緒にトレーニングしてる70歳代のイケオジ。尊敬してます、いつもありがとう!

いつもレース中は、バーチャル妄想の中で、前方を穴田さんが走り、俺の横を八尾コーチが走ってるフォーメーションでレースしてるイメージで走ってて。

そんな中、穴田さんが実際に登場したら、入らないわけがないよね、気合い。楽しくなって、抜きつ抜かれつ遊びながら、やっぱりやりすぎてしまう。アホ。アホすぎ。

そろそろレース中に穴田さんと一緒にゆったり走るイメージに変えていくか。うん。普段のトレーニングからゆったり走る練習をしよう。

そうそう、ゆったり走るんやで。決してゆっくり走るわけじゃないんやで。

そして、やりすぎて流石に足の指に痛みを感じ始めたので、2周目の10kmは超絶ゆっくり走りました(2周目は”ゆっくり”走った)。

ランパート

走るつもりじゃなかったランパート。

周りの雰囲気がウキウキしてて、楽しそうで。

行けるところまで歩いてでも参加しようと思って、歩き始めた。

ゆったり歩いて、お散歩気分で山道を歩く。すごく気持ち良かった。

まっすぐ歩くときには骨盤を交互に動かして歩くイメージしてたけど、途中から左の骨盤だけを先行させて歩いてみた。

これがめっちゃいい。

てか忘れてた。もともと、ワールドウィングの合宿でやってたのは、片側だけの骨盤先行で、交互にはやってなかったなと。

片側だけの方が、交互にやるときよりも脚を振り出しやすく、指の痙縮も入りづらいんやなと気付いた。大きな学び…!

そんな感じで、状態も良かったので2周目も歩いて最後まで行こかなーって思ってたけれど、時間制限があって時間足らず、1周を歩ききってリタイアしました。

来年の大会にむけて

この2年でレースに10回出て。今回が1番楽しく、幸せに走れたなと。

いつもコーチに言われてたり、こないだのワールドウィングの合宿でも感じたことやけれど。

やっぱりアドレナリンじゃなくてオキシトシンで走るのが大切やなと。やからこそ、バトルしないことが重要。感謝とともに、自然を感じながら幸せ心地でゆったり走る。

そうすると、身体の力感が抜けて、身体を使ってないかのごとく使うことができる。

身体を使うよりも、使わない方が出力パワーは大きいんやなと。

来年のレースでは、そういう走りができるように、オフシーズンも練習を積んでいきます。

また応援よろしくお願いします!!

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