身体の進化、力感のゆるみ、そしてついに麻痺が治った!-2023年10月

月間まとめ
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2023年10月のトレーニング日誌を振り返りながら、学びをまとめていきますー!

今月は、月末の最後には自分の脚だけで走れるようになりましたから、まとめの振り返りも楽しみです。

それでは、れっつごー!

かつて、100kgの電動車椅子を担いでもらいながら登った山道を、今は自分の脚だけで

レースシーズンが終わって、今月からオフシーズンへ。

この一か月は身体を緩める意識で過ごしました。

中でも、足の褥瘡の痛みもあったので、今年のオフシーズンは登山も取り入れようと思って、山歩きを始めてみました。

登山トレーニングには、登り傾斜を骨盤先行で歩く初動負荷トレーニングⓇの要素も取り入れながら、足腰の筋力も柔軟性も底上げしていく狙いがあります。

そんなこんなで、かつて電動車椅子を担いでもらいながら歩いた山道に行ってみました。

10年前は車椅子で歩いた山道を、今では自分の脚だけで歩めるようになっている。

感動でした

その次の週には、天王山も登ってみたり。

登山、登りは割とスムーズに足運びができるようになったけれど、下り坂が難しいですね。

これも少しずつ、練習です。

両腕で泳げるように練習するか、片腕スイムを極めるか

また、今月はスイムである悩みがありました。

麻痺側である左腕の力みが少しずつほぐれてきたからこそ、両腕スイムで泳げるように練習するか、それとも今まで通り片腕スイムを極めるか問題です。

確かに、左腕も使って泳げるのは泳げるんですが、まだまだ力みがあって方の可動域が狭い。ゆえに、腕を回すと体軸がブレて、両腕で泳ぐ方が遅くなってしまうような状況で。

もともとそれもあって、片腕スイムをするようになったんですが、初動負荷トレーニングⓇで少しずつ麻痺の状態が変わってきて、力感が抜けていっているからこそ、そこを練習していくのか、それともまた割り切って片腕だけを極めるのか、悩みどころです。

両腕の出力を出せるように、少しずつ、本当に少しずつ練習もしながら、けれどやっぱり当面は片腕スイムを極める方向なのかなと。

片腕スイムの方が、楽なんですよね泳いでて。無駄な出力を使わない感じ。

けれど、心の奥底では、両腕で爆速で泳ぎたい気持ちがあって。

思うように動かない身体がもどかしいです。

そしてついに、2ヶ月越しで褥瘡が取れた…!

8月の中旬のある週に、1週間で350㎞のバイク練をした週があって。

その時から、左足の小指と薬指の間にえげつない褥瘡ができて、一時は歩けないくらいでした。

指が曲がったまま、足首は尖足で下がったまま。けれどその状態でペダルと足をベルトで固定して、無理やり踏み込む。

やからこそ、小指と薬指の間のこの場所に全体重をかけるようなペダリングになる。そんなバイクの乗り方をしているから、いつの間にかこんなものができてたんですよね。やり過ぎた。

歩けない。走れない。バイクに乗れない。

できることは、スイム練だけ。

そんなもどかしい2ヶ月を経て、ついにこの褥瘡が取れました!

めっちゃ固いし、えげつないくらい大きかった…

ようやくバイクに乗れる!ということで、調子に乗って軽めのイージーライドへ。

2ヶ月ぶりのバイク練は気持ちよくて、けれど褥瘡の芯がまだ指の間に残っていたみたいで。

ちょっと痛みを感じました。

この日の夜のスイム錬でも、キックの時に指が曲がって、痛みを感じるように。

「あかん、ちゃんと治りきるまで無理せんとこ。中途半端が一番あかん」

ということで、完治するまで来週はスイムもバイクも完全にスキップやなと思いました。

種目練習がないと、トレーニングの張り合いがない…

そうやって、次の週はワールドウィングⓇ提携施設での初動負荷トレーニングⓇだけにして。

けれど、やっぱり種目練をしないとなかなか張り合いを感じられへんなぁと。

あ、そうか。こういうときこそ登山トレーニングをやってもよかったんか。

うん。で、まぁ、初動負荷トレーニングⓇはいつもの6種目がかつては2時間かかっていたところを、今では30分でできるようになってきて、成長を感じました。

そしてついに、麻痺が治った!

詳しくは今週の週間日誌に譲りますが、2023年10月31日、ついに自分の脚だけで走れるようになりました!

いやぁ、ホンマにうれしかったです。

その感動を、小山先生にメールした文章も記載しているので、ぜひ下記記事も読んでください!

来月からは低心拍領域でのLT2トレーニング

今月は以上!

来月から2ヶ月は、オフシーズンの移行期という期間に入っていきます。

メインのトレーニングとしては、低心拍領域での長距離トレーニング。つまりLT2トレーニングです。

個のトレーニングをこの移行期、そして年明けからの準備期に行うことによって、諸々の地力が底上げされます。

簡単に言うと、楽に速く走れるようになります。

そんな来月からのトレーニングも、気張らず頑張らず、楽に動く身体を鍛えていきまっしょい!

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