ワールドウィング本部合宿④5日目-つまり延長1日目

合宿日誌
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さてさて。待ちに待った本部合宿延長1日目!

八尾監督から、延長の時には何かがある、と聞いていたので、期待感が高い。

このタイミングで、より濃くトレーニングができることによって、また何かが大きく変わっていくような、そんな予感。

それでは5日目、つまり延長1日目の様子をレポートしていく!

さて、初の合宿延長初日です。あは。

朝起きて、気付く。

左足首の緩んだ時の位置が、かなり角度的に上に来てるなと。すごい。指も。緩んでる時の位置が違う。

今までやったら、もっと足首が落ちていた。あれは緩んでるんじゃなくて、あれも1つの痙縮やったんかな、と。

朝ごはんは、また写真撮り忘れ。鮭とミートボールのパターン。

その後、朝ジャグジーで體(からだ)を温めて。準備していざ、5日目のトレーニングへ!

午前中

午前中はストレッチしたのち、6種目をウォーミングアップがてら。午後に向けて解していく。

ほんまに、足底の感覚が変わったなと。指がまっすぐ、足もまっすぐ。

途中で、「これはイケるかもしれない!」と思って、前までは足趾が内反して履いてても痛かったハイカットBeMoLoⓇを履いてみる。

足の収まりがすごくいい!まっすぐ!

たしかにまだ、小指の褥瘡に触れる感覚はあるけれど、内反しなくなったから痛くない!履けるぞ!!やったね!

マルチとクラビクル(交互)をハイカットを履いてやってみる。できた!

初めてハイカットで初動負荷マシンを使えたかもしれない!嬉しいな、嬉しいな!

その後、そのままハイカットを履いた状態でマルチを9分間やって、午前中のトレーニングは終了。

というか、今思った(執筆時)けれど、ハイカット履いたら小指の方に力が流れていたかったのって、ハイカットBeMoLoⓇはトリコよりも回内を誘導するベクトルが大きいからなんかな、とか。うん。わからんけども。

午後

お昼ご飯は、みんな大好きカレーだよ!

カキフライも美味しかった。ほんま、ここのカキフライはいつも美味しい。

その後、八尾監督と電話で話して。

ジャグジーで體(からだ)を緩めて。

昼寝した後、午後のトレーニング開始。

小山先生がいらっしゃっるまでの間、6種目をやって。

クラビクル(立位)の右腕をやるときには、右脚を蹴り出すトレーニングだという意識で。骨盤を内旋させる。鎖骨を上げるときに、骨盤を送るイメージ。反対に、鎖骨を下げる時には、反対側の骨盤を使う。つまり、ランに繋がる動作だということ。常に。なんでもそう繋がっていく。すごいな。

胸をピーン、背中で骨盤を押す?感じか。

その後、先生と共に外に出て、外周を走ってる選手の見学。

地面が右傾斜の時(右に向かって下がっているとき)には、左骨盤を上げる。つまり左骨盤先行で體(からだ)を使う。

逆に左傾斜の場合には、右骨盤先行で。

地面の状況に合わせて、骨盤を使う。おもしろい!

小山先生と、眼鏡を交換した。似合ってた。おちゃめ。

そしたら、先生のメガネは度が強すぎて。前が見えなくて歩くのが大変になって。

そのことを先生に伝えると、「たくちゃん、達人というのは、距離を歩数で覚えてます」

自分が何歩でどのくらいの距離を歩いているか。13歩でどのくらいか。12~13歩ベースで距離を考える。

距離が先にあるんじゃない、歩数が先で、距離があるとのこと。

おおー、すごいなぁーと思いながら、屋内競技場の横を歩いていると。

「たくちゃん、今何歩?」

「12歩です!」

間髪入れずに答えた。

「いいです!」と小山先生。

正直、間髪入れずに答えた自分に自分が一番驚いていた。

やって、そのとき「すげーなぁ」と思いながら歩いてて、歩数なんて意識して数えてなくて。

けれど、頭の片隅で、無意識にカウントしてる自分がいて。その数が12やったから12歩です!って答えた。完全な無意識。というか、反射的に答えてた。

なんか、なんかこの経験がとても奥深くってさ。

體(からだ)の奥深くに落ちていって。

根付いた。

今(執筆時)になって振り返ると、こういった無意識レベルでの反射動作こそ、僕らがこの先極めていくことなんやろうなって。

言葉にすると簡単でシンプルなんやけれども…なんて表現したらいいのかな。

起こるべくして起きる。

在るべくして、在る。

当然の帰結として。
そんな感覚。

すごく貴重な実感やな、と受け取った。

その後、室内に戻ってから、寝転んで起きる動作。

脚をポーンと仰臥位。脚を上に上げて、膝を曲げる。その勢いで骨盤の回転モーメントを生み出す。その流れを肘に移動させて、手を付いて體(からだ)を起こす。流れを止めずにそのまま立ち上がる。そんなことを学ぶ。

そんな感じで、午後は終了!

間際に、小山先生とお話してて。

「小山先生にも触ってほしいです」とお伝えしたのだけれども。

ちょっと攻めすぎたかな。というか、焦りがまた再燃してるな、、

初めての延長で、この機会を活かしたい!と思って、また改善を焦ってた。

小山先生のマジックハンドで、脚を触ってほしくて。良くなる気がして。モロに欲。

1歩ずつや、1歩ずつ。焦るな。大丈夫、大丈夫。

けれども、やっぱりどこまでも不安は付き纏うんですね、人間だもの。

小山先生とコーチ陣と、二人三脚で、少しずつ。焦らない。気負わない。もっとゆったりと、そしてどっしりと構える。うん。

てか、3日目の午後に小山先生に触っていただいて、チェックしていただいたやないか。

少しずつ、1歩ずつ進むんや。

不安があることを認める。その上で、成果を焦らず、1人で気負わず、ゆったりと。

問題なんて、起きてなくて。問題は常に解決策とセットで発生するので。

あるのは常に、不安やおそれ。

そんなものは、マヤカシ。幻想にすぎないと知るべし。

これって、どんなことでもそうやな。

口からふと溢れた心の内が、深い。

早めの晩御飯。早めといっても、19時前だったけれども。

写真忘れた。刺身(鰹、イカ、サーモン)とうどん+茶碗蒸しとお味噌汁とご飯やった。

その後、部屋に戻って。

今日はお湯には浸からず、軽くシャワーを浴びる。

なんか、延長の日の割には、今日は軽かったな。濃いは濃ゆいのやけれども。うーん。初延長に期待しすぎたか…?

それとも、明日に向けての小休止なのだろうか。

…後者な気がする。

つくつぐ、俺の考えるようなレベルなんて遥かに超えた次元なんやなぁ、と思う。

まあね、行雲流水ですよ。

流れに棹さして身を委ねましょう。

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